「注文住宅の建設を検討しているけれど、依頼先とトラブルになってしまったら」と心配な方も多いでしょう。
そのようなトラブルを事前に回避するために、注意点を確認しておきたいですよね。
今回は、注文住宅を契約する際の流れと契約の注意すべきポイントを解説します。
□注文住宅を契約する際の流れを確認しよう
まず情報収集して依頼する注文住宅会社をいくつか検討した後、見積もりを依頼して最終的な依頼先を決めます。
依頼する会社がきまった時点で「仮契約」をした際に、申込金を支払う場合があります。
この申込金は5万〜10万円ほどが一般的です。
仮契約後、具体的な建築プランを注文住宅会社と相談し、最終的な建設プランと見積もりを発行します。
具体的な内容が確定したら本契約である「建築請負契約」を結び、契約金を支払うのが一般的な流れです。
この際、払う手付金は建築費用全体の10%程度が相場です。
その後、建築確認申請や住宅ローンの申請が完了次第、着工します。
□契約する際に注意しておくべきポイントとは?
注文住宅の契約を結ぶ際、未然にトラブルを避けるために注意しておくべきポイントがあります。
1つ目は、工事のスケジュールです。
着工日や完成日、引き渡し日などの日程がきちんと記載されているか確認しましょう。
特に「要相談」や「未定」と記載されている場合には注意が必要です。
日程が遅れてしまった場合の違約金に関しても事前に話し合うようにしましょう。
2つ目は、支払いの日程と金額の確認です。
大きく3つに分けて支払うのが一般的であるため、特に住宅ローンを申請する予定の方は融資の日程と併せて確認しましょう。
3つ目は、ローン特約の内容を確認することです。
ローン特約とは、ローンの借入審査が通らなかった場合、注文住宅の建設契約を解除できるという契約内容のことです。
ローン特約が含まれた契約内容かどうか確認しましょう。
4つ目は、保証や建設後のアフターサービス内容です。
住宅の完成後10年以内に住宅に欠陥や不具合があった場合に適用される保険である瑕疵担保は、国により義務付けられています。
瑕疵担保が保証内容に含まれているか確認しましょう。
また、工事中に自然災害の影響で工事を中止しなければならなくなった場合や、第三者に負傷者が出てしまった場合などの対応についても、事前に確認することが重要です。
契約内容を知らず、後で後悔してしまうことがないように契約書類をきちんと確認しておきましょう。
□まとめ
以上、注文住宅を建設する際、契約の流れと注意すべき点を解説しました。
知らない間に望まない契約を結び、後々トラブルになってしまうことがないように事前に契約書類を確認することが大切です。
当社では、数回の打ち合わせと完了後のアフターメンテナンスサポートなどの安心いただけるサポートを行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。