L字型住宅は、アイデア次第で素敵なスペースをつくることができる素敵な住宅です。
当然ながら、それ以外にも多くの魅力があるため、それらの魅力を踏まえたうえで、L字型住宅の建築を進めましょう。
今回は、L字型住宅のメリットとデメリット、活用事例についてご紹介します。
□L字型住宅のメリットとデメリットとは
L字型住宅のメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
＊L字型住宅のメリットとは
1つ目は、個性を出せることです。
L字型住宅は、高いデザイン性を有していることから、周りの住宅から差別化を図れることが大きな長所です。
また、大きな窓を一面に設置して太陽光を取り入れることや、周辺からはあまり見えない位置に庭をつくることなど、ご自身のアイデア次第で個性を出せることが最も大きな長所と言えるでしょう。
2つ目は、三角形や旗竿地のような複雑な形をした土地にも対応できることです。
複雑な形をした土地には、長方形や正方形の住宅はなかなか建築しづらいという側面があります。
その一方でL字型住宅は、複雑な形をした土地にも対応しやすく、土地をうまく活用できる点がL字型住宅の大きな長所の1つです。
＊L字型住宅のデメリットとは
1つ目は、間取りの自由度が低いことです。
L字型住宅における家事動線を確保することを優先すると、結果的に使える部屋の数や大きさが決まってしまい、間取りの自由度があまり高くないことがデメリットとして挙げられます。
2つ目は、耐震性が低いことです。
長方形や正方形の住宅は、耐震性が高いとされていますが、その理由は住宅に加わった力をバランスよく分散できるからです。
一方で、L字型住宅に加わった力は、一点に集中してしまう傾向にあるため、比較的耐震性が低くなってしまいます。
□L字型住宅を上手に活用しよう！
L字型住宅を上手に活用した2つの事例をご紹介します。
1つ目は、中庭を設置した事例です。
L字型住宅の内側部分に中庭を設置するケースが多くあります。
L字型住宅の土地を十分に活用して中庭を設置することで、プライバシーも守りながら、素敵な中庭を設置できます。
2つ目は、駐車スペースを設置した事例です。
L字型住宅の内側部分を駐車スペースとして活用することで、広い駐車スペースを確保できます。
L字型住宅以外の住宅を建築した場合は、土地が足りずに駐車スペースを確保できない場合も多くあるため、駐車スペースを確保できる点はL字型住宅の大きな長所でしょう。
□まとめ
今回は、L字型住宅の注文住宅を検討中の方に向けて、L字型住宅のメリットとデメリット、活用事例についてご紹介しました。
L字型住宅の活用方法として、中庭を設置することや駐車スペースを確保することがありました。
そのように、土地を有効活用したい方には非常におすすめできる住宅です。