新築住宅と中古住宅について、値段や立地、間取り、耐震性など様々な面から検討しなければならず、どちらの方が自分に向いているのか分からなくなってしまいますよね。
今回は、中古住宅と比較した新築住宅のメリットとデメリットをご紹介します。
□新築住宅のメリットについてご紹介します!
新築住宅のメリットとしては、やはりこれまで誰も住んでいない新しい建物に住める点が挙げられます。
省エネ性能や防犯性能、水回りなど、すべての場所に最新の設備が備わっているため、使い勝手や住み心地の満足度が非常に高くなることが多いです。
また、最新の耐震基準に沿った住宅に住めるため、老朽化が進んだ家にはない精神的な安心感があることもメリットでしょう。
次のメリットとして、購入時や入居後に税制の優遇があることが挙げられます。
新築中古問わず、住宅を取得した時には税金を支払わなければなりませんが、購入時にかかった税金に対して優遇措置を受けられる可能性があります。
この優遇措置の割合が中古住宅に比べて新築住宅の方が大きく、固定資産税や不動産登録免許税、不動産取得税などの税制優遇制度を利用することで大きく節約できます。
□中古住宅と比較した新築住宅のデメリットについて解説!
最も大きなデメリットは、実際の住み心地がどうかわからないことでしょう。
新築住宅では、まだ建物が完成していない状態で購入しなければならない場合や、特に注文住宅では、設計図や間取りだけではイメージしきれない場合が多いです。
その結果、完成して実際に住んでみたら思い描いていた使い勝手と違った、日当たりや眺望がいまいちだった、などの不満点が出てくる可能性があります。
次のデメリットとしては、条件の良い土地が少なくなってきていることです。
アクセスが良い土地や住みやすいとして有名な街など、自分が本当に住みたいと思った土地にはすでに住宅が建てられているといったケースはよくあります。
購入する時期によっては、住宅街には既に選択肢がないなど、中古に比べて選択肢が少ない点はデメリットとなります。
子供の学区や自身の職場がすでに決まっている場合、新築だけで考えると希望通りにいかないことも多くなるでしょう。
□まとめ
念願のマイホームの購入で舞い上がってしまい、気がついたらそれぞれの良いところばかりに目が行ってしまうかもしれませんが、新築と中古それぞれにメリットもデメリットもあります。
まずは自分が住宅に求めることを明確にしたうえで、立地・費用・住み心地などのメリット、デメリットをじっくり検討すると良いでしょう。