新築マイホームを建てたのにもかかわらず、家の間取りで後悔している方は少なくありません。
間取りにこだわりたいけど後悔や失敗はしたくない方に向けて、今回は、こだわるべきポイントと後悔した事例についてご紹介します。
□注文住宅の間取りでこだわるべきポイントについて解説します！
＊家事動線
家事動線は生活におけるストレスや時間効率に大きく関わるものです。
中でも、間取りの行き止まりをなくして家の中を一周できる「回遊動線」を取り入れる方が多いです。
＊広くて目隠しもできる収納スペース
生活する上で欠かせない収納スペースですが、壁面収納にすることで収納力の高さ、使い勝手の良さ、デザインの良さから近年人気になっています。
＊木のぬくもりを感じる自然素材
壁用の塗料や床材として、漆喰(しっくい)や珪藻土(けいそうど)、無垢材などの自然素材にこだわる人は多く、化学物質の影響が少ないとされています。
□注文住宅の間取りで後悔した点をご紹介します！
1.家事動線が悪い
「キッチン横並びのダイニングにすればよかった」、「回遊動線にしたかった」、「家事の最中に家の中の行き来が多く大変」などの後悔が残る家庭が多くあります。
家事動線が悪い家で生活することでストレスがたまってしまうので、例えば水回りをまとめるなど、間取りを考える時は家事動線に配慮しましょう。
2.コンセントの位置、数
「玄関にコンセントをつけておけばよかった」、「枕元にコンセントがないから充電できない」、「階にコンセントがないから掃除が大変」などの後悔が挙げられます。
自分のライフスタイルをイメージしながら部屋ごとに使う家電や、現在使っている家電をリストアップし、コンセントは少し多すぎるくらいで設置しておきましょう。
3.窓の位置
「リビングの日当たりが良くない」、「窓からの日差しが強すぎて暑いしまぶしい」、「窓の場所が悪くて隣の家から丸見え」などの後悔があります。
窓は平面図で見ると位置や大きさの実感が湧きにくく、後回しにされがちです。
しかし、建ててから後悔される方が多いのも事実なので、生活スタイルや過ごし方から考えてみると良いでしょう。
4.玄関が狭い
生活スペースの方が大事だと思ってリビングやお風呂、キッチンを広くしたら玄関が狭くてものであふれかえってしまう事例もよく見られます。
狭い玄関は機能面が悪く、使い勝手も悪くなるため、ある程度のスペースは確保しておくと良いでしょう。
□まとめ
注文住宅は自分で決めることが多いため、情報収集に疲れてしまい、流れで決めがちです。
しかし、間取りを決める段階をおろそかにすると、後々後悔することになりかねません。
その際には、理想の暮らし方からこだわるポイントを決めて、間取りを決めると心労も軽減されるかもしれません。