家を建てる経験は人生で1回あるかないかという人がほとんどのため、分からないことも多く住んでみたら後悔ばかり残ってしまった、という方もいます。
しかし、家づくりにおいて後悔しがちなことは似かよっていることも多いのです。
この記事では家づくりで多くの人が後悔していることと、そうならないためのポイントについてご紹介します。
□家づくりで後悔したこととは?
1.リビングの広さと日当たり
図面を見た段階では完璧だと思っていても、いざ家具を搬入して家族で過ごしてみるとその狭さに驚いた、と感じる方は多いのです。
また、隣家とのバランスで想定よりも日当たりが悪く、日中なのに部屋全体が薄暗い、といった後悔もあります。
2.コンセント計画
コンセントが足りない、欲しい場所にない、という声は多く挙がります。
冷蔵庫や洗濯機のように常にコンセントを利用しているものだけでなく、掃除機や扇風機などの使用する頻度や使用する季節が限られているもの、家具の配置も考慮しておくことをおすすめします。
3.水回りのバランス
寝室に水回りの音が響いてくる、トイレの位置が不便、脱衣所が狭く不便、などの後悔があります。
水回りの配管はリフォームでも変えることが難しいため、よく考えて設置する必要があります。
□家づくりで失敗しないためのポイントをご紹介!
注文住宅で後悔しないためのポイントはいくつもありますが、中でも将来のライフスタイルまで見据えた間取りにすることが大切です。
夫婦が年を重ねることでバリアフリー対応も必要になりますし、お子さまが成長することで部屋の必要数や洋服の保管場所、勉強机などが追加で必要になってきます。
途中でリフォームする手もありますが、リフォームについて無計画に間取りを組んだ結果、対応できない可能性もあるため注意が必要です。
また、リフォームする際にも資金が必要なため、余裕を持った資金計画を立てることも大切です。
住宅ローンの返済が生活を圧迫してしまい、念願のマイホームを楽しむ余裕がなくなってしまったら本末転倒です。
機能性やデザイン性が高いものは魅力的なのであれもこれもと追加でオプションをつけたくなってしまい、家づくりという大金を前に金銭感覚がずれてしまうことも少なくありません。
自分にとって本当に必要なものの選定と優先順位をしっかりと定めて考えましょう。
□まとめ
家づくりでは自分たちで決めることが多いため、最後の方に気力が落ちて適当になってしまったり、早く住みたいために深慮せずに決めてしまったりすることがあるかもしれません。
自分にとっての優先順位をしっかりと見定め、後悔のない家づくりを行いましょう。