これからマイホームを建てることを検討している方は、きっと「外観を綺麗に見せたい」と思っているのではないでしょうか。
家を建てる際に、間取りや内装だけでなく、外観にもこだわりたいですよね。
この記事では、外観を美しく見せるためのデザインポイントを、わかりやすく具体的に解説していきます。
□外観を綺麗に見せるデザインポイント
「外観が綺麗」と言われる家は、シンプルでスッキリとした印象を与えます。
そのためには、外壁に取付をする部品を目立たないように工夫することが重要です。
1: 庇・雨樋・換気扇のフードを目立たなくする
庇や雨樋、換気扇のフードなどは、外壁に取付をする部品として、外観デザインに大きく影響を与えます。
これらの部品を目立たなくすることで、シンプルでスッキリとした印象の家になります。
・ 庇を金属製にすることで、庇の見える部分が小さくなり、目立ちにくくなります。
・ 外壁と同じ素材で庇を造ることで、一体感が出て、目立たなくなります。
・ 玄関を、外壁より引っ込める間取りにすることで、家の構造そのものが庇の役割を果たします。
・ 雨樋の色を外壁の色に合わせて目立たなくしたり、逆にデザインとして主張させたりできます。
・ 換気扇のフードも、外壁や窓の色に合わせたり、小さく目立たないものにしたり、取付をする場所を揃えたりすることで、スッキリとした印象になります。
2: 窓の配置に秩序をもたせる
窓は、家の外観を構成する大きな要素の一つです。
窓の配置、大きさ、形に秩序をもたせることで、美しい外観になります。
・ 窓の上、窓の下、窓の左右のラインを揃えることで、格段に美しくなります。
・ 全てのラインを揃えることは難しいので、縦もしくは横のラインだけでも揃えることで、かなり印象が変わります。
□その他に気を付けるべきことは?
センスの良い外観の家は、全体の色数を抑えてシンプルに仕上げていることが多いです。
1: 全体を3色以内にまとめる
一般的な外観デザインでは、全体を3色以内にまとめるのが基本です。
ベースカラーはシンプルな1色に決めて、あとはバランス良くアクセントを入れるくらいにとどめるのがおすすめです。
ベースカラーには、ホワイト・ブラック・ベージュ・グレーなどのシンプルなカラーが定番です。
2: 外壁/屋根の素材感にこだわる
外壁や屋根の素材感は、外観デザインにおいて非常に重要です。
シンプルな外観をセンス良くまとめるためには、これらの要素に慎重な選択と配慮が必要です。
・ 高級感と耐久性を兼ね備えた素材を選ぶことが、センスの良い外観を実現し、長くキープする秘訣です。
3: 外構で建物を引き立てる
外構は、建物を引き立てる上で重要な役割を果たします。
駐車場や門扉などの外構部分のコーディネートは、センスの良い外観づくりにおいて欠かせないポイントです。
・ 建物と外構が統一感を持つと、外観全体のレベルが引き上げられ、洗練されたセンスの良い印象を生み出します。
□まとめ
外観を美しく見せるためには、外壁に取付をする部品を目立たなくしたり、窓の配置に秩序をもたせたりすることが重要です。
また、全体の色数を抑えてシンプルに仕上げ、外壁/屋根の素材感にこだわり、外構で建物を引き立てることで、センスの良い外観を実現できます。
これらのポイントを参考に、理想の外観を実現してください。