MENU
CONTACT
LINE

コラム

2024-07-20

家の柱の太さには基準がある?種類も解説!

家を建てる際に、柱の太さについて悩んだことはありませんか。
「柱が太ければ太いほど丈夫そうだけど、実際はどうなのか」
「基準はあるのか」
この記事では、住宅の柱の太さについて、基準や種類を解説します。
家を建てる、または建て替えを検討している方の参考になれば幸いです。

□家の柱の太さには基準がある?

住宅の柱の太さには、基準があります。
一般的には、105㎜、120㎜、135㎜、150㎜、180㎜などが用いられます。
しかし、柱の太さは家の構造や用途によって最適なものが異なります。

戸建てを建てるときに使われる柱の太さは、105㎜か120㎜が多いです。

柱の太さは、家の強度にも影響します。
しかし、柱の太さだけが強度を決めるわけではありません。
もちろん太さも関係しますが、それ以外のことも関係するため柱の太さだけにこだわる必要はないでしょう。

□柱の種類

1:スギの柱
流通量が最も多い樹種で、性能も良く、非常にコストパフォーマンスが高い樹種です。
赤身の芯材(樹の中心部分)であれば腐食や蟻にも強く、強度も申し分ありません。

ただし、建築後に収縮したり強度低下の可能性があるため、乾燥した材料を使う必要があります。

2:ヒノキの柱
東日本ではやや高価なものですが、西日本ではスギよりも流通量が多いです。

耐久性が高く、湿気にも強いため腐食や蟻害を防いでくれます。
良い香りを発してくれるため、室内に露出させて使うもおすすめです。

3:アカマツの柱
アカマツは輸入材も多く流通していますが、ここでは国産のアカマツをご紹介します。

アカマツはすでに紹介した2つと比べると非常に硬く重量のある材種です。
希少性もあり高価であるものの、色味や木目が美しいことから、構造材だけでなく造作材やカウンター材などにもおすすめです。

4:ホワイトウッドの柱
コスト重視の場合、採用されるのは多くがホワイトウッドの柱です。

大手ハウスメーカーでも採用されています。
基本的には集成材で加工性が良いというメリットがありますが、水気に弱く耐候性や防蟻性はあまり期待できません。
何十年も安心して住める家にしたい、という場合は他の種類を選ぶ方が良いでしょう。

□まとめ

住宅の柱の太さには、基準があり、構造や用途によって最適なものが異なります。
柱の太さは、家の強度にも影響しますが、柱の太さだけでなく様々な要素が総合的に関係しています。
家を建てる際には、工務店と相談して、構造、用途、予算などを考慮し、最適な柱の太さを選びましょう。

OTHER BLOGS

最新記事