和室をおしゃれにしたいけど、どこから手をつければいいか迷っている。
そんなあなたのために、失敗しない和室インテリアコーディネート術を解説します。
センスに自信がない方でも、基本的なポイントを押さえれば、モダンでおしゃれな和室を実現できます。
この記事では、和室をおしゃれに見せるための3つのポイントと、失敗しがちなパターンとその対策について詳しく解説していきます。
□和室をおしゃれに見せるための3つのポイント
和室をおしゃれに見せるためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。
1:モダンデザインの家具を取り入れる
和室には、伝統的なイメージの家具を置きたくなるものですが、モダンデザインの家具を取り入れることで、お部屋にアクセントを加え、洗練された雰囲気を演出できます。
例えば、シンプルなデザインのソファや、木製の脚が特徴的なテーブルなどを置くことで、和室にモダンな要素を取り入れることができます。
2:ベースカラーを考慮して引き締め役の色を取り入れる
和室は、畳や障子など、淡い色合いのものが多く使われているため、アクセントカラーとして、引き締め役の色を取り入れることが重要です。
例えば、濃い色のクッションや、絵画、観葉植物などを置くことで、お部屋にメリハリをつけることができます。
3:ローインテリアで空間を広く見せる
和室は、床に座る文化に合わせた、低い家具が合う空間です。
ローソファや座椅子などを置くことで、圧迫感を軽減し、ゆったりとくつろげる空間を作ることができます。
また、背の低い家具を選ぶことで、お部屋が広く見える効果もあります。
□失敗しがちなパターンとその対策
和室をおしゃれにする際に、いくつかの失敗パターンがあります。
ここでは、よくある失敗パターンとその対策を3つのケースに分けて解説します。
1:赤茶・濃茶系の色味が強い樹種はアジアンスタイルの印象を与えやすい
和室の家具や内装材を選ぶ際は、日本の家づくりで多用される樹種から選ぶのがおすすめです。
赤茶系や濃茶系の樹種は、アジアンテイストの家具によく使われます。
和室にアジアンテイストの家具を置くことは、決して悪いことではありませんが、モダンな和室を目指す場合は、白や黄色みがかった薄茶系の樹種を選ぶようにしましょう。
2:ひとつのお部屋に多くの色や柄を使うとインテリアイメージがぼやけてしまう
和室のインテリアコーディネートでは、色のバランスが非常に重要です。
色の数が多すぎると、まとまりのない印象になってしまいます。
基本的には、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3色を意識し、アクセントカラーは1~2色程度に抑えるのがおすすめです。
3:打ちっぱなしコンクリートやレンガ調の壁紙は無機質で無骨な印象を与えやすい
打ちっぱなしコンクリートやレンガ調の壁紙は、モダンなインテリアによく使われますが、和室には少し合わない場合があります。
和室に使用する場合は、漆喰調や塗り壁風の壁紙を選ぶのがおすすめです。
□まとめ
この記事では、和室をおしゃれに見せるための3つのポイントと、失敗しがちなパターンとその対策について解説しました。
モダンデザインの家具を取り入れ、ベースカラーを考慮して引き締め役の色を取り入れ、ローインテリアで空間を広く見せることで、洗練された和室を実現できます。
また、赤茶・濃茶系の樹種は避け、色のバランスを意識し、打ちっぱなしコンクリートやレンガ調の壁紙は使用しないなど、いくつかのポイントを押さえることで、失敗を防ぎ、理想の和室を作ることができます。