マイホームを購入する際の初期費用はご存じですか。
実は初期費用にも様々なものがあり、それを知っておくことで、収支計画が立てやすくなります。
今回の記事では初期費用の内訳を紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
□マイホーム購入の初期費用とは?
初期費用は、マイホームの購入費用の内、現金で支払う費用のことです。
つまり、ローンを除いた金額が初期費用ということです。
なお、初期費用に対し、住宅引き渡し後に払うローンや固定資産税は、ランニングコストと呼ばれています。
初期費用は、「購入諸費用」と「購入代金の一部」の2つに分けられます。
購入諸費用の内訳は、印紙税、登記費用、土地購入の仲介手数料等です。
購入諸費用は土地代と建築費の10~12パーセントほどを占めます。
一方で購入代金の一部とは、マイホーム自体にかかる代金の一部のことを指します。
また、最近では、購入諸費用の分まで借りられる住宅ローンも登場しています。
□初期費用の種類について
初期費用の内訳は、契約に関するお金、ローンに関するお金、登記に関するお金、火災保険に関するお金、購入時の税金、不動産取引にかかるお金です。
順に見ていきましょう。
契約に関するお金は、「印紙税」です。
これは、物件の書類にかかる税金です。
ローンに関するお金は、「保証料」、「融資手数料」、「団体信用生命保険料」です。
ただし、団信への加入が義務付けられていない場合もあります。
これは住宅ローンの貸し手の金融機関によって変わってきます。
登記に関するお金は、「司法書士への手数料」や「登録免許税」です。
登記申請は司法書士に依頼すると思いますが、その際に手数料がかかります。
また、登録免許税とは、所有権移転登記にかかる費用です。
保険についてですが、火災保険と地震保険に費用がかかります。
住宅ローンを借りる際には必ず火災保険に加入しなければなりません。
一方で地震保険は任意です。
購入時の税金は「不動産取得税」です。
不動産は取得するだけで税金が発生します。
不動産取引にかかるお金は「仲介手数料」、「固定資産税等の精算費用」です。
仲介手数料は不動産会社に支払います。
固定資産税は固定資産にかかる税金です。
□まとめ
マイホームの購入時にかかるお金は「初期費用」と「ランニングコスト」に分けられます。
今回の記事ではその内訳を紹介してきました。
何にどのくらいの金額がかかるのか、今回の記事を参考にして概算し、適切な収支計画を立てましょう。