吹き抜けを作ることで日当たりが良くなると考えられがちですが、その逆になる可能性があります。
今回は吹き抜けを作ると日当たりが悪くなるケースと、吹き抜けを作るのに向いている住宅をご紹介します。
住宅に吹き抜けを作ることを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
□吹き抜けを作ると日当たりが悪くなるのか?
南方面の住宅と5メートル以上の距離がない場合や、南方面が階数の多い建物という場合は、日当たりが悪く、冬の時期には太陽光が2階にも当たらない可能性があります。
その改善策として、吹き抜けを作れば日当たりが解消されると思いがちです。
しかし、隣の住宅との距離が近い場合には、吹き抜けを作ることが逆効果になり、日当たりが悪くなってしまいます。
太陽光の当たるポイントよりも南側に吹き抜けを作ると、その部分の屋根によって太陽光が部屋に入ることを防いでしまいます。
こういった場合には、吹き抜けを作る部分をバルコニーにして、部屋に入る太陽光を防がないことをおすすめします。
□吹き抜けに向いている住宅についてご紹介します!
*住宅が密集している地域にある住宅
吹き抜けがあることは、日当たりを確保することにつながります。
密集している地域では、家に開放感をもたらすのは難しいです。
吹き抜けを作って、少しでも開放感を得られるようにしましょう。
住宅密集地域は隣の住宅との距離が近いので、吹き抜けにはカーテンを設置することがおすすめです。
*来客が少ない
来客が少ない家庭も、吹き抜けに向いている住宅です。
吹き抜けは開放感が得られる反面、においや音が筒抜けになります。
家族のみいる場合は注意するだけですが、来客があった場合には生活音が聞こえてしまいます。
来客があるたびに、生活音や料理のにおいを気にすることは、とても面倒に感じられるでしょう。
来客がない場合には、吹き抜けを設置して家族との時間を大切にできます。
反対に、吹き抜けが向いていないのは、プライベートを大切にしたい住宅です。
生活音が筒抜けになってしまうので、お互いにストレスを感じてしまう可能性があるからです。
□まとめ
今回は吹き抜けを作ると日当たりが悪くなるケースと、吹き抜けに向いている住宅をご紹介しました。
吹き抜けを作ることを検討中の方は、今回紹介した内容をご参考にしてください。
当社では、お客様のニーズに応える家づくりを行なっております。
吹き抜けや住宅設計でお困りの方は、当社までお気軽にご相談ください。