家の購入を考える際には、ランニングコストを抑えることも重要なポイントになります。
現在は、ランニングコストという言葉もあまり知られていない状態です。
そこで今回はランニングコストと、ランニングコストがかからない家づくりの方法をご紹介します。
□ランニングコストとは
ランニングコストとは、家に住み続けるための費用のことを言います。
家の修理やメンテナンスなどの要所でかかる費用と、光熱費に分けられます。
修理やメンテナンスは、家を建てて時間が経つと費用がかかり、修理やメンテナンスを行うスパンは短くなります。
そのため、一度に多額の費用がかかることも念頭に入れて費用の準備をする必要があります。
修理やメンテナンスの費用を抑えるためには日頃の調査や自己メンテナンスが重要です。
光熱費は、家族の人数や生活リズムによって大きく変化します。
一人暮らしの場合はあまり光熱費がかからず、夜に人が集まる家は電気代や冷暖房の稼働費がかかります。
修理やメンテナンス費用と光熱費を足したランニングコストは、長い間住み続けると多額の費用になります。
□ランニングコストがかからない家を作る方法
一つ目は、外壁にメンテナンスが比較的不要な材料を選ぶことです。
タイルや塗り壁、樹脂系のサイディングはメンテナンスが少ない材料です。
外壁塗装は約200万円かかると言われており、メンテナンスを少なくすることでランニングコストを抑えられます。
二つ目は、光熱費を抑えることです。
月の光熱費が1万円の家と3万円の家では、1年間で24万円、20年で480万円の差が生じます。
その光熱費のなかで冷暖房の電気代は約30パーセント以上を占めると言われています。
光熱費を抑えるためには。冷暖房の効率を良くする必要があります。
断熱性能が高いと冷暖房の効率が良くなるため、家の中に断熱材を取り入れて効率よく冷暖房を利用しましょう。
三つ目は、家の間取りを工夫することです。
*オープンな間取りにする
壁や廊下を減らすことで冷暖房を全室に回したり、光を通したりできるため、光熱費を抑えられます。
*風通しや採光を考える
ランニングコストを抑えるには、電気を使わないことが一番重要視されます。
風の通り道を作ることで夏のエアコンによる電気代を節約し、採光を考えた間取りにすることで日中の電気代を抑えることが可能です。
□まとめ
今回はランニングコストと、ランニングコストがかからない家づくりの方法をご紹介しました。
ランニングコストを考えた住宅づくりを行う際に、今回ご紹介した内容を参考にしていただけると幸いです。
住宅づくりでお悩みの方は、当社までお気軽にご相談ください。