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コラム

2022-09-05

耐力壁とは?種類と性能についてご紹介します!

耐力壁とは、地震力や風圧力、水平力に耐えるために必要な役割を持っています。
さまざまな種類と性能がありますが、どの工法も建物の強度を高くします。
今回は、耐力壁と、耐力壁の種類や性能についてご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。

□耐力壁とは

皆さんは、耐力壁についてご存知でしょうか。
耐力壁とは、構造力学上で重要な役割を担う壁です。
地震や風圧などの力に建物が耐えるために必要であると言えます。

では、耐力壁にはどのような種類や性能があるのでしょうか。
ここからは、種類や性能についてご紹介します。

□種類や性能について

耐力壁には、以下の4種類があります。
それぞれ、工法や性能は異なりますが、どの工法も優れたものになっています。

・木造軸工法

これは、梁(はり)と柱でつくられた骨組みで建物を支える工法です。
多くの日本の木造住宅で、この工法が用いられています。
筋交い(すじかい)を使用したものが代表的な例として挙げられます。

なぜ筋交いを使用する必要があるのでしょうか。
それは、筋交いがない場合、横の力で歪みやすくなるからです。
歪まないように、筋交いを柱、梁、土台などで構成された四角の枠組みに斜めに渡すことで補強できます。

・ツーバイフォー工法

この工法は、箱型の構造体として建物を支える工法です。
縦横の大きさが2インチと4インチの角材と、木製パネルで、壁と床と天井の六面体をつくります。
これによって地震の横揺れにも耐えられる強い構造になります。

・鉄筋コンクリート造

鉄筋コンクリート造は、柱と梁が一体化していることをご存知でしょうか。
一体化していることで、横の力に対抗できるようになっています。
このような構造をラーメン構造といいます。

見た目は、全て同じコンクリート製です。
しかし、耐力壁であるところや、そうでないところは、壁内の鉄筋量や壁の厚みがそれぞれ異なります。

・FP軸工法

これは、柱と梁で構成された構造体にFPウレタン断熱パネルを差し込み、建物を支える工法です。
FPウレタン断熱パネルそのものが、優れた強度と耐久性を持ちます。
また、グラスウールの約2倍の断熱性機能も持っています。

□まとめ

今回は、耐力壁と、耐力壁の種類や性能についてご紹介しました。
耐力壁は、さまざまな種類がありますが、どの工法でも強度を高められます。
耐力壁の必要性や強度は、細かく建築基準法によって決められているため、しっかりと確認して安全な暮らしを目指しましょう。
お困りの際は、当社までお気軽にご相談ください。

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